溶接部検査の重要性

溶接部は、お客様の期待が高まるにつれ、ますます高い品質が求められています。 製品および構成部品は、高品質であることや、突発的な不具合が発生しないことが期待されています。
不具合が発生すると、費用がかさむだけでなく、社会的にも大きな影響が生じますが、適切な探傷技術によって回避できます。

溶接部検査では、製造の初期段階の欠陥検出、顧客からの返品コスト削減、欠陥の検出と是正による構成部品の延命でコストを削減することも可能です。
渦流非破壊検査は、信頼性が高く、迅速かつ低コストで実施可能な探傷であり、予防保守および安全性確保を実現します。 Staveleyの渦流探傷器群は、信頼性と正確さにより世界的に知られており、サービスとサポートを拡充することでご使用の探傷器を最大限に利用できるようになっています。

溶接部の渦流検査

溶接部検査では、表面の亀裂欠陥を検出する必要があります。 例えば、炭素鋼などの磁性材料には、一般に磁粉探傷検査が使用されます。 ただし、渦流検査には以下の多くのメリットがあります。

• 消耗材料が不要（例えば、インクやコントラスト塗料）。
• アクセスしにく場所も検査可能。
• 表面の事前準備が不要（例えば、塗料の除去が不要で、検査の準備や表面の再塗装にかかる時間を節約）。
• 感度の向上（特別に開発されたStaveley溶接部検査用プローブを使用して小さな欠陥を検出可能）。

溶接部検査用プローブ

Staveley Instruments社は、溶接部の亀裂および腐食の有無を探傷するための溶接部検査用プローブを特別に開発しました。 現在の使用領域例は以下のとおりです。

• 海洋プラットフォーム
• 建物
• 橋梁
• アミューズメントパークの乗物
• 船舶、ボート、潜水艦など
• 起重機
• 電柱
• 航空機

溶接部検査用プローブは超耐摩耗性の設計で、粗い表面であっても溶接部の欠陥を検出可能です。

NECP-1152L 45°ステンレス製シャフトの溶接部検査用プローブ