4.3 標準的な斜角ビームの設定手順

超音波探傷チュートリアル

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斜角探触子校正では、2つの既知の長さによるビーム路程を持つ適切な試験片を使用する必要があります。 よく使用されるのはASTM E-164やIIWタイプのブロックですが、AWS DSCブロックなどの標準試験片も使用できます。 以下に説明する一般的な手順では、IIW Type 1の校正ブロックまたは同等品の使用を想定しています。

他の探触子校正と同じように、この校正でも試験体と同じ材料でできた校正ブロックを使用します。 斜角用校正ブロックは、アルミニウムやチタンや各種鉄鋼合金製が市販されています。

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