AxSEAM Scanner
半自動化されたAxSEAM™スキャナーによって、パイプのロングシーム溶接検査が容易になります。 スキャン速度とカプラント(接触媒質)喪失を監視し、ScanDeck™モジュールのOmniScan™ユニットでデータ収集を開始します。 調整が簡単なプローブホルダーは4つのプローブに対応しており、PA、TOFD、TFMの検査が可能です。
概要
縦シーム溶接検査用AxSEAM半自動スキャナー
電気抵抗溶接(ERW)パイプなどにおけるロングシーム溶接検査用に最適化されたAxSEAM™スキャナーを使用すると、シンプルな設計により、パイプの直径、プローブの分離、スキャンの向きを変更するときに必要な調整項目数が最小限に抑えられます。
作業者は、革新的なScanDeck™モジュールにより、計測器を操作または監視する必要がなく、スキャンのセットアップと実行に集中することができます。 再設計された、調整が簡単なプローブホルダーは、最大4つのフェーズドアレイ(PA)プローブと伝播時間回折(TOFD)プローブに対応しています。
汎用性の高いマルチテクノロジーソリューション
AxSEAMスキャナーをOmniScan™ X3探傷器と併用すると、ロングシーム溶接の高速PA/TOFDスクリーニングが可能になり、プローブを切り替えることなく、トータルフォーカシング法(TFM)を使用して対象領域をより的確に検査できます。
TFMでは、対象領域に焦点を合わせることで、ERWロングシームでよく見られる検出困難な欠陥指示(垂直欠陥やフッククラックなど)の特徴付けが容易になります。
柔軟な設定
AxSEAMスキャナーで必要な調整は、パイプをスキャンする際の縦方向と円周方向の切り替えのみです。
縦方向
AxSEAMスキャナーは、外径152.4 mm(6インチ)からフラットまでのパイプの縦溶接部を スキャンできます。
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円周方向
2つのプローブを備えたAxSEAMスキャナーは、外径114 mm(4.5インチ)と小さなパイプの円周溶接部を 検査できます。
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プレースホルダー
4つのプローブを備えたAxSEAMロングシームUT溶接検査スキャナーは、外径254 mm(10インチ)以上のパイプ[上図は外径324 mm(12.75インチ)のパイプです] を円周方向に スキャンできます。
特徴
再設計されたプローブホルダー
プローブとウエッジの簡単な操作、安定したプローブの位置決め、安定したカップリングを確保するため、当社の革新的なプローブ設計には以下が含まれます。
- ツール不要のプローブ切り替え
- さまざまなウエッジサイズに合わせて調整可能
- プローブとウエッジの交換と取り扱いが簡単な垂直ラッチシステム
- パイプ表面のウエッジ圧を調整可能
ScanDeck™モジュールでデータの完全性を制御
ScanDeck™モジュールには、実用的なインジケータと機能が備わっています。ユーザーは、ScanDeck™モジュールをご自分の視線に配置し、スキャンに集中することができます。
- スキャン速度とカップリングを監視して、OmniScan X3探傷器のデータ欠落を防ぎます
- 接続されたエンコーダーを「ゼロ」にして、OmniScan探傷器(任意のモデル)で収集を開始します
- レーザーガイドをアクティブにして、ウェルドラインまたはマークに位置を合わせます
その他の主なAxSEAMスキャナー機能
- 特許取得済みのドーム型ホイールは、調整なしでパイプの直径の変化に対応
- パイプ上のスキャナー位置を維持するための磁気ホイールとブレーキシステム
- ツールを必要としない直感的な調整メカニズムと制御
- 便利なケーブル管理スリーブ
- PAプローブとTOFDプローブの両方に対応する4つのプローブホルダー