HSMT-Flex Scanner
HSMT-Flex™スキャナーは、パイプ円周溶接部の1軸エンコード検査を容易にします。 4つの次世代プローブホルダーを装備し、オプションの4つのプローブホルダーを追加すると合計8つのプローブに対応します。
よりスマートで柔軟な周方向溶接部検査の新基準
従来器よりさらに進化した、HSMT-Flex™ スキャナーは、エンコード付きの周方向溶接部検査を大幅に効率化します。再スキャンリスクの低減、セットアップの簡素化、高品質データ取得が可能となり、過酷な環境下でもより効率的かつ信頼性の高い検査を実現します。HSMT-Flex スキャナーは検査対象の表面に磁力ホイールで取り付け、外径 114.3 mm(4.5 inch)の小径パイプから平面までも検査することできます。スキャナー中央が折り曲がる機構を採用し、ばね式のプローブホルダーによるプローブの検査対象に対する押し付け圧力が安定かつ垂直に維持されます。さらに、新たに登場した高温対応モデルは、熱を帯びた検査対象にも適応。検査対象設備の停止時間を短縮し、設備の健全性を長期的に維持するための強力なソリューションを提供します。
特長
データの品質を維持し、再スキャンリスクを低減
- リアルタイムモニタリングとアラート機能
オプションの ScanDeck™ モジュールを用いれば、OmniScan 探傷器でのデータ収集を探傷器を操作せずに ScanDeck 上で行えます。さらに、ScanDeck 上でプローブのカップリング状態とデータ抜けの原因となるスキャン速度の超過を LED の点灯で警告表示する機能により、データの欠落を防ぎ、検査の信頼性を高めます。 - レーザーガイド
ScanDeck モジュールに内蔵されたレーザーガイドが正確に溶接線に沿ったスキャンとなるようにガイドし、スキャンプラン作成時に想定していた溶接部全体をカバーする検査を確実にします。 - スマートフォン接続(オプション機能)
スマートフォンと接続し、OmniScan™ X4 RCS アプリでスキャンデータをリアルタイムで監視することでワークフローを効率化し、探傷器本体に視線を移さずにスキャンに集中できます。
途切れない検査による効率の向上
- 新開発のブレーキシステム
スキャナーを所定の位置に固定して、停止・再開時の安定性を確保することで、データの完全性を維持します。 - ケーブル管理を効率化
ジッパーチューブ式スリーブがケーブルをしっかりと固定して保護することで、ケーブルの損傷を軽減します。 - 改良された耐摩耗性ホイール
耐久性に優れた磁性ゴムホイールにしなやかなカバーを取り付けることで滑らかに動き、パイプにしっかりと張り付きます。これによりホイールの摩耗を軽減し、メンテナンスを最小限に抑えます。
多様なパイプサイズ・溶接タイプに柔軟対応
- 工具が不要な調整機構
プローブホルダーやフレーム、エンコーダー、アンビリカルマウント、ScanDeck™ モジュール、ケーブルスリーブは、工具を使用せず簡単に調整することが可能です。垂直ラッチシステムでウェッジとプローブを素早く交換できます。 - 柔軟なプローブホルダー構成
フレーム内側と外側にプローブを取り付け可能。検査対象物に別の部品が取り付けられているような複雑な条件の検査も可能にします。 - 異なるフレームバー長さを選択
フレームを拡張することにより、最大 8 個のプローブ(PA および TOFD)を保持可能。厚みのある対象物に対し長い PCS を実現したり、狭小検査領域に適合するようサイズを縮小可能です。
高温対応モデル
より安全で信頼性の高い高温表面スキャンで、ダウンタイムを最小化
- 高温対応モデルの HSMT‑Flex HT スキャナーは、表面温度 350 °C(662 °F)*下での連続検査が可能です。シャットダウンが完了する前に検査を実施することが可能で、より早期のきず検出とより効率的なメンテナンス計画をサポートします。
- 耐熱部品
金属製ホイールは高温な検査体操物の表面との直接接触に耐え、その他の部品は輻射熱に耐える設計の採用。高温環境下でも安全に使用できます。 - 操作効率
高温のパイプやタンク、圧力容器でも完全にクールダウンするまで待つことなく検査できるため、早期に問題を特定し予想外のダウンタイムを削減できます。
*ScanDeck モジュールを使用する場合は 300 °C(572 °F)まで連続使用が可能。ケーブルとスリーブは、短時間の表面接触に耐えられます。
リソース
インサイト
まずロングシーム検査をシンプルに再定義し、今度は円周溶接部スキャンを同様に再定義しました
/ja/insights/circumferential-weld-scanning