接触型探触子
Microscan探触子は、厚さ計、探傷器、その他の超音波機器とともに各種用途で頻繁に使用されます。
Microscan探触子の部品番号は、以下のコネクター指定を反映しています。
RM = 直角Microdot
SM = ストレートMicrodot
RB = 直角BNC
SB = ストレートBNC
SU = ストレートUHF
探触子を選択するときは、以下の表を確認するか、ご使用の機器に付属のユーザーズマニュアルで探触子の周波数範囲を参照してください。
45MG, 39DL, 72DL
0.5Mhz~125Mhz
直接接触型探触子
Microscan接触型探触子の特長のひとつは、多用途に対応することです。1つの探触子で幅広い工業材料の厚さを測定することができます。 直接接触型探触子は耐久性に優れ、長期使用が可能なWC-5ウエアプレートで構成されています。
(MHz)
(インチ)
(mm)
製品型番
部品コード
RM = 直角Microdot、 SM = ストレートMicrodot、 SB = ストレートBNC
†ハイペネトレーション探触子 *ホルダー(P/N 2133)とともに使用 **ホルダー(P/N 2132)とともに使用
遅延材付き探触子
Sonopen探触子
Sonopen探触子には、取り外しが可能な先細形状の遅延材が付いています。タービンブレード、ペットボトルの首、プラスチック製容器の狭い曲線状エリアなどの用途で高精度な肉厚測定が可能です。高温測定対応のSonopen遅延材もあります。
*高温対応遅延材の使用温度の上限は175°Cです。
遅延材付き探触子
オリンパスのMicroscan遅延材付き探触子は、極薄の材料や高温度下、高度な厚さ分解能を必要とする用途において優れた性能を発揮します。
交換可能な遅延材
標準遅延材
標準遅延材は、多くの測定対象で使用できます。表面温度が高い、材料が湾曲している、表面にアクセスしにくいなど特殊条件があるものについては、特別な遅延材を使用しなければならない場合があります。
*正確な測定範囲は材料の音速、探触子の周波数、パーツの形状、表面の状態によって異なります。
高温対応遅延材
高温測定対応遅延材は、試験体と探触子の素子を保護する緩衝材として機能します。高温下では温度による損傷から探触子を保護するために間欠接触を行います。
水浸型探触子
水浸型探触子
オリンパスのMicroscan水浸型探触子は、水中における超音波の送受信を目的として設計されています。水浸法による厚さ測定は、複雑な形状をした試験体やオンライン用途でよく使用されます。一般的なオフライン用途としては、小径のプラスチックや鋼製チューブ、スキャン測定あるいは回転測定、尖鋭な湾曲部のある試験体の厚さ測定などがあります。用途により探触子集束調整が必要な場合があります。
バブラー
オリンパスでは水浸検査に便利なバブラーを用意しています。バブラーは探触子のホルダーとして使用し、探触子から試験体表面に水が連続して流れるように、また、探触子の表面に空気の泡が累積しないようにする装置です。
*B103の開口部の形状はVノッチで、B103AおよびB103Wの開口部の形状はフラットです。
バブラー付き探触子装置
RBS-1水浸タンク
オリンパスRBS-1水浸タンクは、水浸法による超音波厚さ測定を簡易化するために設計されています。透明なアクリル製タンク、水中ポンプ、シングル・ポータブル装置用探触子固定具が付いています。小型容器、パイプ・チューブ、シート・プレート、機械加工部品などの、金属、ガラス、プラスチック製の製品におけるオフラインによる肉厚測定に最適です。
アクリル槽
• 305(W) x 140(H) x 200(D)mm
• 容量:3.1リットル
ポンプ
• 0~0.9リットル(毎分)
• 115~230V、30W(電圧範囲:90~135VAC)、50~60Hz
• 水浸可(漏電遮断回路の使用推奨)
接触媒質(カプラント)
接触媒質(カプラント)はほとんどの検査用途で必要です。接触媒質は、探触子と試験体の間の音響結合を目的としています。各種検査用途に応じたさまざまな種類の接触媒質を用意しています。
※接触媒質は、国・地域により取り扱い製品が異なります。詳細はお近くのオリンパスまでお問い合わせください。
AP
AQ
AG
0.47リットル
0.95リットル
3.78リットル
BQ
0.95リットル
DG
D-5G
3.78リットル
18.90リットル
校正用試験片/ケーブル
校正試験片
試験片は超音波厚さ計の校正に欠かせないツールで、超音波計測の精度および信頼性を維持、確認するために必要です。オリンパスの試験片には、ASTM E797の規定よりも厳しい耐性基準を適用しています。また、メートル法による試験片も用意しています。
探触子ケーブル
オリンパスではさまざまな種類の探触子ケーブルを取り揃えており、あらゆる超音波厚さ計に対応しています。
標準ケーブル
• 通常の使用には標準ケーブルを推奨します。
強化ケーブル-テフロン
• テフロンコート(HD)による強化ケーブルは耐久性に優れています。
防水ケーブル
• 水浸型探触子を使用する検査には、防水(W)ケーブルの使用を推奨します。この防水ケーブルの接続部は、約10mまでの水深に耐えられる防水性能を備えています。さらに深い水深用の特殊ケーブルも準備しています。
探触子検索
測定対象物について、材質、材料タイプ、高解像の可否、小径の可否、高温の可否を下記に入力しSearchボタンを押すと、適応する探触子を確認することができ(英文)、見積もり申込みも可能です。
探触子の詳細については、お近くのオリンパスまたは当社ウェブサイトまでお問い合わせください。
Please choose your material below to see relevant transducers.
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Precision Thickness Gage Transducer Ranges for Metals, Plastics and Miscellaneous Materials
These tables are intended as a general guideline only, listing only the most commonly used Microscan transducers and typical material thickness ranges when used with the Olympus Model 38DL PLUS and 45MG gages (45MG-SE or 45MG-HP software option required.) All thickness ranges are approximate and should be used as a starting point. The actual measurement range in a given case will always depend on instrument setup as well as material properties such as part geometry, surface condition, and grain structure.
In many cases, these measurement ranges will require an optimized gage setup where gain and blanking have been adjusted by a trained operator. The pre-programmed transducer default setups can always be used as a starting point, but performance can be often optimized and range extended with some simple setup adjustments.
Your choices also depend on geometry, temperature and resolution. Please consider the follloiwng before making your selections.
Below 1.000” OD: Use 0.250” diameter transducer or smaller
Below 0.500” OD: Use 0.125” diameter transducer or smaller
Below 0.250” OD: Use V260 Sonopen
Below 0.125” OD: Use immersion transducers
Consult Olympus for details.