X3 Remote Collaboration Serviceを活用してNDT 4.0で優位に立つための5つの方法

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André Lamarre

2022年 7月 12日

クラウドベースの作業ツールが非破壊検査(NDT)業界を席巻する今、会社でのコミュニケーションと作業の方法を見直すいい機会です。 従来、現場の検査員へのサポートは技術面でもアクセス面でも限定的でしたが、ワイヤレス接続とモノのインターネット(IoT)ソリューションが可能性を広げています。

リモートサポートとリモートコラボレーションが可能に

X3 Remote Collaboration Service(X3 RCS)は、OmniScanTM X3探傷器の内蔵ソフトウェアであるMXUバージョン 5.9以降で利用可能なアプリです。 ワイヤレスネットワーク接続されたOmniScan X3シリーズユニットに対する、一連の仮想サポートツールがそろっています。

X3仮想コラボレーションツールとして使用される探傷器、携帯電話、タブレット

X3 RCSで提供される機能の一部を以下に示します。

ほぼすべての場所でバーチャルコラボレーション

このようなツールが効率や生産性に及ぼすプラスの影響をご想像ください。 X3 RCSによって会社の業務を良好に変革する5つの方法を以下に示します。

リンクされたタブレット上のOmniScan X3 Remote Collaboration Serviceライブビデオストリーミング機能

1. 現場の問題をすぐに解決

検査員に包括的なリモートサポートを提供することで、やり直し費用の削減、生産性と品質の向上、現場で起こる問題の解決にかかる時間と資源の浪費回避が可能になります。

2. 資源配置の柔軟性を獲得

1人の専門家がオフィスや別の仕事場から、経験の浅い複数のOmniScan X3オペレーターをサポートできます。 これによって検査会社は、より多くの仕事を引き受け、トレーニングレベルに関係なく必要な場所に単独の検査員を送ることができます。

3. よりスマートにトレーニング

画面共有、ビデオ会議、リモートコントロール機能を活用して、初心者検査員を単独の実地研修で学ばせ、指導およびサポートできます。

4. 社内コミュニケーションを改善

現場の検査員とのコミュニケーションを改善することで、クライアントの期待と自分の仕事をうまく整理および管理し、進捗の継続的な報告と障害の回避を実現します。

Zoomで提供されるX3 RCSビデオ会議機能とともに使用される、携帯電話、タブレット、ハンズフリーのカメラヘッドセット

5. クライアントのニーズに優れた敏捷さで対応

現場からプロジェクトの関係者と効果的にやり取りして、重要な判断を迅速に進め、費用のかかる遅滞を最小限にします。 関係者をバーチャルミーティングに招待し、OmniScan X3ユニットに表示されるリアルタイムの結果を見せて、分析の支援を受けます。

ここに紹介したのは、X3 RCSの活用方法に関するほんの一部のアイデアです。 機能に関する詳細は、X3 RCSのウェブページをご覧ください。 サービスへの登録に関する詳細は、お近くの販売代理店にお問い合わせください。

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André Lamarre

Business Development Director, Cloud and IoT Solutions

André Lamarre is a graduate of engineering physics and holds a master’s degree in materials science. In 1994, he joined R/D Tech, a leader in NDT equipment, where much of his work has concentrated on ultrasonic phased array technology, both as an application engineer and product line manager. He has accumulated more than 20 years of experience in phased array ultrasonics. André Lamarre is now the business development director for cloud and IoT solutions at Evident.