インラインERW管高温探傷システム
このインラインPAUT工程管理システムは、溶接部の冷却とアニーリングの間に配置され、ERW管の溶接線と熱影響部(HAZ)を検査します。 独自の自己冷却ウェッジと自動アラームによって、100℃までの温度からフェーズドアレイプローブを保護します。
全自動のERW管工程管理
概要
ERWソリューション:インラインERW管高温探傷システム
インラインERW管高温探傷システムは、パイプ温度が100℃までの溶接部冷却とアニーリングの間の生産ラインに組み込みます。 特殊な自己冷却ウェッジと自動アラームが組み合わさり、過度な温度からフェーズドアレイ(PA)プローブを保護します。
従来の超音波(UT)とPA技術を使用して、外径60.3 mm~508 mm(2.4インチ~20インチ)のERW管に対して、溶接線と熱影響部(HAZ)の内外表面を 検査します。 自動溶接部トラッキング技術がサーボモーター駆動機構に結合し、検査対象範囲を確実にカバーします。
検出される典型的な欠陥は以下のとおりです。
- 長手方向の亀裂
- スルードリルホール
- HAZ内のラミネーション欠陥(溶接部のどちら側も最大25 mm (1インチ))
油井管(OCTG)製造業者の厳しい規格に準拠
完全に自動化されたインラインERW管高温探傷システムのフェーズドアレイプローブは、溶接プロファイルをトラッキング・記録し、UTプローブは、自動配置機能を使用して溶接部の欠陥を検出します。 このターンキーシステムは、ERW管製造業者にとって国際規格の検査要件を満たすツールとなります。
- 熱影響部(HAZ)を自動でトラッキング
- リアルタイムで溶接部のプロファイルを表示
- 適切な検出のために探傷プローブを自動配置
- オペレーターのスキルへの依存を最小化
- 事前設定のプローブホルダーと保存された設定ファイルを使用した簡単で迅速な切り替え
- クローズドループ冷却システムを使用したフェーズドアレイプローブの保護
ソフトウェアとデータ収集装置
フェーズドアレイデータ収集装置
QuickScan™ PA 32:256モジュールはIP55規格に準拠しており、産業環境に容易に統合できるよう設計されています。
容易な設定とデータ管理
- QuickView™ソフトウェアを使うと、システムの設定とデータの収集および管理が容易になります。 検査結果は合成して表示され、合格および不合格の溶接管を明確に比べることができます。
- ソフトウェアウィザードが管径に合わせた設定の作成をアシスト
- 管径ごとに事前定義された設定と校正パラメーターにすばやくアクセス
- ユーザーアクセスを制限し、オペレーターのエラーを抑制
- 校正情報と検査情報を保存することにより、トレーサビリティを確保
- 必要なユーザー操作は最小限の操作モード
リアルタイムの溶接部プロファイリング
- QuickViewソフトウェアは、フェーズドアレイプローブの機械的振動のない完全な溶接プロファイルビューを、リアルタイムで表示します。
- 読み取りやすい溶接プロファイルのC-スキャンを使用して、切断形状を評価します。
- 溶接管の長い部位をカバーする、溶接部の連続した包括ビューのおかげで、現場で情報に基づいた判断を行います。
- 溶接プロファイルデータは溶接部トラッキングアルゴリズムにも使用され、従来のUTプローブを適切な探傷のために正しく配置できます。
仕様
| 標準製品レンジ | 直径 | 60.3 mm~508 mm(2.375インチ~20インチ) |
| 壁厚さ | 3 mm~16 mm(0.118インチ~0.630インチ) | |
| 速度 | 通常、600 mm/秒(生産ライン速度による制限) | |
| 検査範囲 | 亀裂/TDHの場合は溶接部容積の100%、ラミネーション検出の場合は溶接部のどちら側も最大25 mm | |
| データ表現 | リアルタイム探傷結果 | C-スキャン、A-スキャン、B-スキャン、ストリップチャートビュー、アラーム |
| 探傷モード | 通常探傷モード | 長手方向とラミネーション |
| 温度(使用時) | 100℃まで | |
| 典型的なリファレンス欠陥の検出能力 | 再現性 | 長手方向ノッチ:<3 dB、 3.2 mm TDH:<4 dB、 1.6 mm TDH:<5 dB、 6.35 mm FBH:<3 dB、 3.2 mm FBH:<4 dB |
| 規格 | ISO、API | |
| レポートおよびデータストレージ | レポートタイプ | 探傷、校正、および校正チェックに関するユーザー設定可能なレポート |
| ストレージ | リアルタイムデータベース検査データストレージ |