Enerpac製 Sweeneyデジタルターニングツール

工業用内視鏡(ファイバースコープ)

概要

タービンの回転制御を簡単に

航空エンジン、発電用タービン、船舶用エンジンなどのタービンエンジンは、内視鏡による目視検査が必要です。 多くの場合、数百枚のブレードをできるだけ早く隅々まで検査して、ダウンタイムを最小限に抑える必要があります。

EnerpacのSweeneyデジタルターニングツールは、使いやすい手のひらサイズのワイヤレスリモコンやハンズフリーのフットペダルを備え、内視鏡検査中のタービンブレードの回転制御を効果的にサポートします。 IPLEXシリーズのビデオスコープと併用することで、検査員一人で効率よくエンジンタービンを検査できます。

Enerpac製 Sweeneyデジタルターニングツール

コスト削減

Sweeneyデジタルターニングツールを使用することで、検査員一人でタービンの回転を制御できます。

内視鏡やエンジンの損傷リスクを低減し、より安全な検査を実現

タービンの回転作業と内視鏡検査の両方を一人で行えるため、一人が検査、もう一人がエンジンの回転をコントロールする際に起こりうるミスコミュニケーションや、手の届きにくい場所でレンチを使って手動でブレードを回転させるという身体的な負担をなくすことができます。

また、過剰なトルクが発生した場合には、トルクオーバーロードセンサーによって電源がシャットダウンされるため、エンジンや内視鏡の損傷を防ぐことができます。

検査の効率化を実現する機能

Sweeneyデジタルターニングツールには、検査をより効率的に行うための機能が多数搭載されています。

  • ブレードトラッキング: 同じブレードの重複検査や、ブレードの見落としを防ぎます。
  • 再検査に役立つフラグ機能: スクリーニング検査時に欠陥の恐れのあるブレードにフラグ付けすることで、必要なブレードだけを再検査できます。
  • 快適な作業: 手のひらサイズのワイヤレスリモコンは、検査中に手に持って自由に移動したり、使いやすい場所に置いたりすることができます。
  • ハンズフリー操作: フットペダルの使用により、手を使わずにターニングツール操作ができるため、内視鏡検査に集中できます。
  • すばやいセットアップ: コントローラーにはエンジンライブラリーがあらかじめインストールされているため、検査するエンジンが変わるたびにソフトウェアを変える必要がなく、すばやいセットアップが可能です。

Enerpac製 Sweeneyデジタルターニングツール

Enerpac製 Sweeneyデジタルターニングツール

Sweeneyデジタルターニングツールをエンジンアクセスポートに取り付けると、駆動モーターによりタービンブレードを回転させることができます。

推奨ビデオスコープシステム

IPLEXビデオスコープは、航空、発電、船舶用ガスタービンの内視鏡検査において実績のあるソリューションであり、世界中のお客様にご利用いただいています。 EnerpacのSweeneyデジタルターニングツールと組み合わせることで、タービン検査をより迅速、安全、効率的に行うことができます。

IPLEX NXビデオスコープ

IPLEX NXビデオスコープ

3D目視計測キット

  • 画質を極めたハイエンドモデル
  • 3D画像による高度なステレオ計測機能
  • さまざまな直径と長さのスコープに交換可能
  • 検査部位の異物回収に活躍する、外径6.2mmチャンネル内蔵型スコープを用意

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IPLEX GXビデオスコープ

IPLEX GXビデオスコープ

バランスに優れた、多目的ビデオスコープ

  • 大型8インチモニターによる画質を備えながらも、コンパクトなボディ
  • さまざまな直径と長さのスコープに交換可能
  • オプションでステレオ計測機能を装備
  • 標準装備の白色光源に加え、オプションで紫外線(UV)や赤外光(IR)の特殊光源ユニットのユーザー交換が可能

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IPLEX G Liteビデオスコープ

IPLEX G Liteビデオスコープ

携帯性を備えた手のひらサイズのビデオスコープ

  • 小型軽量設計による優れた携帯性
  • オプションでステレオ計測機能を装備
  • 標準装備の白色光源に加え、オプションで紫外線(UV)や赤外光(IR)の特殊光源ユニットのユーザー交換が可能

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