渦流プローブ
オリンパスの渦流プローブは、NortecとNDT Engineeringブランドの製品で構成されています。 標準およびカスタム設計された渦流アブソリュートプローブ、校正用試験片、およびアクセサリーを10,000点以上取り揃えています。 このセクションでは、幅広い種類の振動子径、周波数、コネクタタイプが用意されている標準渦流プローブを多数取り上げます。
オリンパスでは、特定の検査要件を満たすカスタム設計の渦流プローブシステムも提供しています。 速く正確に検査できるように、対象物の形状や固定具に合わせて設計可能な多様なタイプのプローブがあります。
製品は地域によってご購入いただけない場合があります。 詳しくは、最寄りのオリンパスまでお問い合わせください。
渦流プローブの種類
回転式スキャナー用プローブ(プラスチック)
回転プラスチックスキャナープローブには、拡張可能なプラスチックチッププローブやステンレス鋼バックシェルプローブがあります。SUBシリーズ、SPO-5965シリーズ、SPO-3564シリーズ、スタンダードシリーズなどが含まれます。
手動のボルト穴用プローブ
手動のボルト穴用プローブのコイルは、プローブのボルトホールに挿入するシャフト部分の内部に、シャフト柄に対し直角(90°)に配置されています。 ファスナーを取外した後、手でプローブを回転させながらホール探傷を行います。 アブソリュートコイルまたはディファレンシャルコイルの両方で標準直径(インチ単位とミリメートル単位)およびカスタム直径からお選びいただけます。
スポット式プローブ
スポット式プローブは、表面上および表面下の両方の欠陥を検出できます。 大きなコイル直径と低周波数により広いエリアを走査することができ、より多くの欠陥サイズに対応可能でます。一般的には検出できる欠陥サイズはプローブ直径の半分程度です。
スライディングプローブ
スライドプローブは、複数並んで列を成しているファスナー群の探傷用のプローブです。 リフレクションモードで使用し、表面および近表面の欠陥を検出します。 スライドプローブには、多様なファスナーサイズに対応することができる調整可能タイプ、特定の検査手順に使用する固定タイプの2つのタイプを用意しています。
横付き表面検査用プローブ
90°のステンレス鋼製シャフト付きプローブ。 一般的な表面割れ探傷に適しています。多様なコイル構成、突起部の長さ、コネクターオプションによるさまざまな全長のプローブを用意しています。
ストレートシャフト表面検査用プローブ
ストレートのステンレス鋼製シャフト付きプローブ 一般的な表面割れ探傷に適しています。多様なコイル構成、コネクターオプションによるさまざまな全長のプローブを用意しています。
アングルシャフト表面検査用プローブ
30°または45°に傾斜したステンレス鋼製シャフト付きプローブ。 多様なコイル構成、突起部の長さ、コネクターオプションによるさまざまな全長のプローブを用意しています。
フレキシブルシャフト表面検査用プローブ
さまざまな形状に対応できる柔軟な銅製シャフト付きプローブ。 一般的な表面割れ探傷に適しています。多様なコイル構成、突起部の長さ、コネクターによるさまざまな全長のプローブを用意しています。
ベントシャフト表面検査用プローブ
ベントシャフト表面検査用プローブは、表面・近表面の探傷に適した多目的ステンレス鋼プローブです。 多様なコイル構成、コネクターオプションによるさまざまなシャフトサイズのプローブをご用意しています。
ペンシル型表面検査用プローブ
ペンシル型表面検査用プローブは、表面・近表面の探傷に最適でプローブ先端にプラスチック製チップを備えた多目的プローブです。 多様なコイル構成、コネクターオプションを用意しています。 また、調整可能なプローブ環が付いています。
その他のスキャナープローブ
その他、回転スキャナープローブには、Xタイプシリーズ、調製可能Yタイプシリーズ、カウンターシンク(皿穴)シリーズ、カウンターシンクス(皿穴)テンレス鋼シリーズなど、あらゆる特殊なスキャナープローブがあります。
リング/ドーナツプローブ
リング/ドーナツプローブは、さまざまな直径のファスナーヘッドに対応します。 主な用途は、ファスナーの表面近傍の検査です。 ブリッジ構成およびリフレクション構成の両方を用意しています。